オリーブオイルは「平和」と「知恵」の象徴・オリーブの花言葉

 

オリーブは古くから地中海に面した地域を中心に、貴重なものとして人々から様々な用途で使用されてきました。オリーブの起源は諸説ありますが、小アジアにて今から約8,000年前に誕生したという説が有力なようです。世界最古のオイルとして古くから医療に使われていたり、ランプのオイル、料理、化粧品、祭儀、宗教上のセレモニー等など様々用途で使われていたと言います。

また、オリーブは神話や宗教の経典にも登場し、それらを由来としてオリーブの花言葉である「平和」と「知恵」は、それぞれ「平和」は旧約聖書創世記のノアの箱舟の物語にちなみ、「知恵」の花言葉はギリシャ神話にて女神アテナがオリーブの木を植えたことから由来すると言われています。

 

ノアの方舟を由来とする「平和」

「平和」は、旧約聖書の創世記に記された「ノアの方舟」の物語にて、人間を滅ぼすために神々が起こした大洪水から逃れるために、ノアの家族とつがいの動物たちは方舟に乗って40日間を過ごします。その後、ノアが地上にハトを放つと、ノアのもとに舞い戻ったハトは口にオリーブの若葉をくわえ戻って来ました。そのオリーブの若葉をみたノアは、洪水が鎮まり、地上に平和が訪れたことを知るのです。

 

この物語で鳩が持ち帰り「平和」の訪れを告げたオリーブは平和の象徴として、現在でもその平和の精神を尊重して、ギリシャやイスラエルの国旗や、国際連合の旗に用いられてています。

 

ギリシャ神話にて女神アテナが植えたことを由来とする「知恵」

ギリシャ神話の中でアテーナイの支配権をめぐりアテナとポセイドンが争った際に、アテーナイの初代の王ケクロプスは、国民に相応しい贈り物を贈った方を守護神にするとした。ポセイドーンは三叉の矛を用いてアクロポリスの中央に泉を生じさせ、アテナは果実が食事や薬の材料として人々を救うオリーブの木を植え、人々の目の前で大樹に成長させ、枝には大粒のオリーブをたくさん実らせた。人々はアテナの贈り物を支持し、アテナに都市の守護神となったと言われています。人々の生活を豊かにしたアテナは知恵の神としても知られています。アテナを祀るパルテノン神殿にもオリーブは彫刻されています。

このギリシャ神話の物語を由来として、オリーブのもう一つの花言葉は「知恵」とされています。

 

勝利の象徴としてのオリーブ

花言葉ではないですが、オリーブは勝利の象徴としての意味も持ちます。これはアテナに与えられ守護する土地アテネは古代オリンピックの発祥の地としても有名です。アテネオリンピックで勝者に大きなオリーブ冠が贈られたのを記憶に残っている人も多いのではないでしょうか。これは、古代からアテネで行われていた祭りで勝者にオリーブが与えられていたことに由来すると言われています。

 

 

オリーブオイルが贈り物としてプレゼントされる理由の一つとして、その花言葉をお伝えさせて頂きました。相手の方にこういった背景をお伝えしてみるのもいいのではないでしょうか。